2024/09/01 11:53
須田誠氏のフォトエッセイを原作に上演された舞台「NO TRAVEL, NO LIFE」2023。
ILLUMINUSでは何度も上演されてきた名作のひとつである。
主人公スダマコトが世界中を旅する中、5人の俳優は、1度もはけることなく世界中の様々な人々を演じていく。
この作品を語る上で欠かせない見どころの一つである。
様々な役を演じていくうえでのキーアイテムは衣装。
俳優は、様々な役を演じ分ける度、舞台上で衣装を着替える。そのため、舞台上には数多くの衣装と小道具が、まるで世界のアパレルショップかのようにレイアウトされ、そのまま美術となっている。
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舞台公演中は、煌びやかな衣装の数々。
しかし、千秋楽を終えると同時に、衣装はその役割を全うし、そのほとんどが廃棄されてしまう。
衣服の大量廃棄が世界的な環境問題となっている昨今、SDGsへの取り組みとして、衣装を廃棄せずにリメイクによって蘇らせ、お客様に着用して欲しい。
そんな着想から、この企画は生まれた。
-劇中で使用された5着の衣装を使い真楪伶がデザイン-
リメイクのデザインを担ったのは本作に出演したAKB48の真楪伶である。AKB48の卒業を2024年3月に終え、これからは女優・モデル・デザイナーとして新たな道を歩む。
彼女の初めてのリメイクデザインは、デザイナーとしての才能を感じさる、実に彼女らしいデザインに仕上がった。
制作はリメイクアーティストのViViが手がけた。真楪伶のこだわりのデザインを見事に実現してくれた。
-真楪伶が描いたリメイクのデザイン画-
-出来上がったリメイク服を身につける- モデル：渡辺和貴,真楪伶
出来上がった洋服を身に付けると、俳優たちの息遣いがすぐ近くから聞こえてきそうだ。
舞台「NO TRAVEL,NO LIFE」の記憶と共に感じて欲しい。
商品の購入方法など詳細は後日。
続報をお待ちください。
